中国で死刑執行“早すぎる”?日本との違いと“スピード感”に感じた違和感

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2024年9月18日 中国広東省深セン市で日本人学校に登校中の男児=当時(10)=が刺殺された事件で、故意殺人罪に問われ死刑判決を受けた中国人の男、鍾長春死刑囚の刑が執行されました。

あまりにも痛ましく、衝撃的な出来事でした。
事件からわずか約7か月で死刑が執行。あまりの早さに、正直、驚きと戸惑いが入り混じりました。

今回は、中国における死刑執行の速さの理由と日本との違いなどに焦点を当てて調べてみました。

気になる方はぜひ最後までご覧くださいね。

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10歳の男の子を襲った、あまりにも残酷な事件

2024年9月18日、中国広東省深セン市で当時10歳の日本人男児が登校中に刺殺された事件は、日本でも大きく報じられました。

事件が起きた9月18日は、日本が中国東北部を占領する発端となった1931年の柳条湖事件が発生した日で、日本人を狙った犯行との見方がありました。

翌日、男の子は死亡しました。拘束されたのは鍾長春という男でした。

深セン市中級人民法院(地裁)は今年1月の一審判決で、鍾死刑囚がインターネットで注目を集めるために刃物を購入して罪のない児童を殺害したと指摘しました。

ただ日本人を狙ったかどうかや詳しい動機は明らかにされなかったということです。

鍾死刑囚は控訴しませんでした。

中国外務省は執行日を明らかにしておらず、日本側が確認を進めているということです。

「え?早くない?」と驚いたのが正直な感想でした。


たった半年で死刑執行?中国の「正義」はスピード命?

日本で死刑判決が出ても、実際に執行されるまで何年、時には何十年とかかることも珍しくありません。
それに対して中国では、判決が確定すれば1年以内に執行されるケースも多いと言われています。

今回も、事件発生からわずか約7か月。
「スピード執行」が被害者側の心情に応える意味合いもあるのかもしれませんが、あまりに早すぎて驚きを隠せませんでした。

もちろん、許しがたい事件であることに変わりはありません。
大切な命を奪われたご家族の無念を思えば、どんな処罰も「足りない」と感じてしまうもの。

けれど、ふと思ってしまうのです。
あまりにも早すぎる裁きは、本当に“正義”なのか。
遺族の気持ちが追いつく前に結末が下されてしまうことに、どこかモヤモヤが残るのは私だけでしょうか?

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中国における死刑執行の速さの理由と日本との違い

中国では、死刑判決が出たあと、ごく短期間で執行されることが多いのが特徴です。


その背景には、中国政府の姿勢として「重犯罪には迅速かつ厳罰を」という方針があるほか、社会の安定を重視する政治体制が影響しているとも言われます。

また、日本では判決後に再審請求や恩赦の可能性も考慮され、死刑執行までに10年以上かかるケースも珍しくありません

一方の中国では、控訴や再審制度はあるものの、刑が確定すれば早期に執行されるのが通例です。

この“スピード感”は、被害者側の心情に寄り添っているようにも見えますが、同時に「本当に十分な審理が尽くされたのか?」という不安を残す側面もあります。

両国の違いを見ていると、少し両極端かな~足して半分に割ったくらいがちょうどいい感じもするけどというのが筆者の正直な感想です。

でも「もし、自分の子供だったら…」と思うと、そんな感情は消えてしまうだろうな、とも思うのです。


違う国の「正義」に触れて見えてきたもの

この事件を通して、「死刑執行までのスピード感」には文化や制度の違いが色濃く出ることを改めて感じました。

日本の“慎重に慎重を重ねる”スタイルと、中国の“迅速に結果を出す”スタイル。
どちらが正しいとも一概には言えませんが、今回のようなスピード執行を前にすると、色々と考えさせられます。

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ネットの声は三者三様!あなたはどの意見に共感する?

①「被害者遺族の気持ちを考えれば、これくらい早くて当然」

「長い間待たされて苦しむより、早く罪が裁かれるほうが遺族の救いになると思う。日本は慎重すぎて、加害者ばかり守っているように感じる。」

→ 中国の迅速な対応を“被害者ファースト”と評価する声。
日本の制度とのギャップにモヤモヤを感じている人も少なくありません。


②「冤罪のリスクを考えると、慎重さが欠けていて怖い」

「もし間違った判決だったら取り返しがつかない。再審や証拠の精査が十分かどうか、不安になるスピード感。」

→ 死刑の“不可逆性”ゆえに、スピードよりも慎重さを優先すべきという立場。
特に海外では“人権問題”として指摘されることも。


③「厳罰主義を見せつけて社会を安定させたいだけでは?」

「“法治国家”というより“威圧国家”に見える。正義の執行というより、見せしめや抑止の意味が強すぎるのでは?」

→ スピード裁判の背景にある“国家の統治姿勢”を疑問視する意見。
政治的な要素やメッセージ性を感じ取っている人もいます。


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中国で死刑執行“早すぎる”?日本との違いと“スピード感”に感じた違和感 のまとめ

今回は、2024年9月に中国で男の子が刺殺され、犯人の死刑が今月に執行されたニュースについて調べてみました。

「本当に納得できる裁きって、こんなに早くていいの?」
「執行の早さは、遺族の救いになるのか?」

筆者はあまりの速さに戸惑いとモヤモヤを感じました。日本ではこんなに早く死刑が執行されることは無いからです。

その他に、「そんなに早くて大丈夫だったのか。審議はしっかりされたのか。再発防止に役立つような情報共有はされたのか。」と思ったのですが、皆さんはどうですか?

あなたの考えも、コメントで教えてくださいね。

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