来春朝ドラ「あんぱん」の舞台がなぜまた高知なの?驚きの理由が判明!

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来年春に放送される、NHKの朝ドラが発表されましたね。
タイトルは「あんぱん」

NHK公式サイトより

国民的キャラクター、アンパンマンの生みの親である、やなせたかしさんと、その妻の小松暢(こまつのぶ)さんがモデルになっています。

やなせたかしさんは高知出身の漫画家ですから、ドラマの舞台も高知になります。
でも、2年前に放送された朝ドラ「らんまん」も高知が舞台でしたよね。

たった2年しかたっていないのに、また高知を舞台とした朝ドラということで、筆者は驚きました。

「何か理由があるのかな?」ということで調べてみました!

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来春朝ドラ「あんぱん」の舞台は高知

来春放送される、NHKの朝ドラ「あんぱん」は、国民的マンガ、アンパンマンの生みの親である、やなせたかしさんとその妻、小松暢さんをモデルにした物語。

やなせたかしさんは、高知出身のため、物語の舞台も必然的に高知になります。ここで、やなせたかしさんと小松暢さんのプロフィールを見てみましょう。

やなせたかしさんのプロフィール

NHKアーカイブス公式サイトより
  • 氏名 やなせ たかし (柳瀬 嵩)
  • 生誕 1919年2月6日
  • 死没 2013年10月13日 (94歳没)
  • 出身地 高知県 ※生まれは東京
  • 家族 妻・小松暢(こまつのぶ) 子供はいない
  • 職業 漫画家 絵本作家 詩人

やなせたかしさんの妻、小松暢(こまつのぶ)さんのプロフィール

高知新聞プラスデジタル公式サイトより
  • 氏名 小松 暢 (こまつ のぶ)
  • 生誕 1918年(※詳細は不明)
  • 死没 1993年11月 (75歳没)
  • 出身地 大阪府 (※その後、高知へ転移)
  • 職業 編集者(高知新聞)

2年前の「らんまん」も高知が舞台

「らんまん」のあらすじと主人公

2年前に放送された朝ドラ「らんまん」は、高知出身の近代植物学の権威、牧野富太郎氏をモデルにした物語でした。

幼い頃から、植物に対する情熱が深く、旧制小学校を中退しているにも関わらず、理学博士の学位を取得。多くの新種を発見し、命名も行いました。

そんな牧野富太郎氏をモデルに演じたのが、現在、日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」で主演を務めている、神木隆之介さんです。

Co-Lavo公式サイトより

博士が幼少期に過ごしたのが、高知県。今も高知には、高知県立牧野植物園があります。

来春朝ドラ「あんぱん」の舞台がまた高知になった驚きの理由

プロディーサーと脚本家のご縁

「あんぱん」のプロディーサーが、やなせたかしさんをモデルにした朝ドラを作りたいと思っていたのですが、2年前に「らんまん」で同じ高知を舞台にしたドラマをやってるから、企画が通らないだろうなと、あきらめていたそうなのです。

そんな中、脚本家の中園氏に「無理かもしれないですけど、僕、これをやりたいです。」と、やなせたかしさんの書籍を見せたところ、驚きの発言が…。

「私、小学生の時、やなせさんとお手紙のやり取りをしていました。」というではありませんか。

この時、プロディーサーさんも中園氏もお互いにご縁を感じたそうです。
「稲妻が走った」と、表現されています。まさにビビビッときたんでしょうね!

脚本家とやなせたかしさんとのご縁

では、なぜ脚本家の中園氏はやなせたかしさんと、お手紙のやり取りをすることになったのでしょうか。

やなせたかしさんは、幼い頃父親を亡くされています。そして中園氏も小学生の頃に父親を亡くされていました。
辛い気持ちでいた時に、やなせさんのとある詩集に気持ちが救われて手紙を書いたら、お返事が来たそうです。
小学生である自分に手紙を返してくれるとはと、中園氏はおっしゃっています。

そのようなこともあって、自分たちは絶対これをやるべきだし、やらないと一生後悔すると思って、この企画を押し通したそうです。

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来春朝ドラ「あんぱん」の舞台がなぜまた高知なの?驚きの理由が判明!のまとめ

2025年春、朝ドラ「あんぱん」が放送されることが決まりました。

このドラマは、高知県出身の国民的キャラクター、みんなが知っているアンパンマンの生みの親である、やなせたかしさんとその妻、小松暢さんをモデルにした物語です。

2年前に同じ朝ドラで「らんまん」が放送されましたが、このドラマも舞台は高知でした。
「あんぱん」のモデルである、やなせたかしさんも高知出身。
たった2年の間に、同じ地域が舞台となる朝ドラの企画が通るのか

普通は無いことなのかもしれませんが、いろんなご縁があって企画が通ったようですね。

そのご縁とは…

「あんぱん」のプロディーサーが、やなせたかしさんをモデルにしたドラマを作ってみたかった。

でも、2年前にも高知を舞台にしたドラマがあるから、諦めていた。

脚本家の中園氏にその話をしたら、中園氏はやなせたかしさんと子供の頃、手紙のやり取りをしていた。

幼い頃に父親を亡くしたそのつらい気持ちが、やなせさんの詩集で癒され、その気持ちを手紙に書いて送ったら、やなせさんから返事が来た。

プロデューサーと脚本家の中園氏のそれぞれの想いがやなせたかしさんを通してつながった…これはもう何かのご縁ですね。

こんな素敵なエピソードがあったんですね~。
ちなみに、やなせたかしさんがモデルの役「柳井崇(やないたかし)」を演じるのは、4人組バンド「DISH//」のメンバーでもある北村匠海(きたむらたくみ)さん。

やなせたかしさんの妻、小松暢さんがモデルの役「朝田のぶ」に今田美桜(いまだみお)さんが演じます!

NHK高知公式サイトより

これから、次々と他の配役も発表されていくでしょうから、楽しみに待ちたいと思います!

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