2027年春開業「三井アウトレットパーク福岡」の出店予想を徹底分析！他の商業施設とどう違うのかも分かる！

こんにちは。タムタムのブログ 運営者の「タムタム」です。

2027年春、福岡市西区のマリノアシティ福岡の跡地に新しくできる「（仮称）三井アウトレットパーク 福岡」。九州初進出、しかも九州最大規模ということで、今からワクワクしますよね。

きっと皆さんも、開業はいつなのか、アクセスや駐車場はどうなるのか、そして何より、どんなテナントが出店するのか、すごく気になっているんじゃないでしょうか。

特にコーチやビームスといった人気ブランド、アローズやシップスの動向、ラグジュリーブランドやノースフェイスなどのアウトドア系、人気のコスメブランドが入るのか、フードコートは充実するのか…知りたいことがたくさんあると思います。

この記事では、現在発表されている基本計画をまとめつつ、他の三井アウトレットパークの傾向などから、私なりに出店テナントを大予想してみました。気になる情報をギュッとまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

• 三井アウトレットパーク福岡の基本計画（規模・開業時期）
• 予想されるアクセスと駐車場情報
• カテゴリー別の詳細な出店テナント予想
• 旧マリノア人気店の動向とフードコートの予想

三井アウトレットパーク福岡の出店予想と基本計画

まずは、この巨大プロジェクトの全体像を見ていきましょう。旧マリノアシティ福岡の跡地がどう生まれ変わるのか、開業時期や規模、アクセス方法など、現在わかっている基本情報を分かりやすくまとめました。

マリノアシティ福岡の跡地に誕生

新しいアウトレットができる場所は、2000年に開業し、24年間にわたって福岡市民に親しまれてきた「マリノアシティ福岡」の跡地です。

あの海辺の観覧車がシンボルでしたよね。2024年8月の閉館は本当に寂しかったですが、次なるステップへの「計画的な再開発」と聞いて、期待が膨らみました。

今度の施設は、三井不動産と福岡地所が共同で手掛けるプロジェクトで、名前は「（仮称）三井アウトレットパーク 福岡」。三井不動産が展開する「三井アウトレットパーク」ブランドとしては、これが九州初進出となるんです。（出典：三井不動産株式会社 公式ニュースリリース）

「三井アウトレットパーク」といえば、木更津やジャズドリーム長島など、全国で超人気の施設ばかり。そのブランドが満を持して九州に来るということで、これは期待が高まりますよね。

豆知識：賢い「ハイブリッド型」再開発
今回の計画、実は完全な建て替え（スクラップ＆ビルド）じゃないみたいです。2025年11月の着工発表によると、新しく建てる「新築棟」（約43,800㎡）と、既存の建物を再活用する「既存リニューアル棟」（約24,700㎡）を組み合わせたハイブリッド型で進められるとのこと。

既存の建物を再活用する形で、これは環境配慮（CO2排出量削減）はもちろん、私たち利用者にとってもメリットがありそうだなと思います。

なぜなら、既存の骨組みを活用することで、解体費用や建設コスト、工期を大幅に短縮できるはずだからです。そこで浮いた分の資本を、新築棟のデザインや内装の豪華さ、海辺の広場といった共用部の魅力アップ、さらには強力なテナントを誘致するための条件に回せるんじゃないかな…と、私なりに分析しています。だとしたら、すごく合理的で賢いやり方ですよね。

開業はいつ？2027年春予定

気になるオープン時期ですが、現在のところ2027年春（予定）と発表されています。

建築工事の着工が2025年11月と発表されたので、ここから約1年半以上、2年弱くらいの工期になるイメージですね。2026年を丸ごと建設期間として、2027年の春を迎える…そう考えると、まだ少し先ですが、意外とあっという間かもしれません。

「春」というのが、卒業・入学シーズンの3月なのか、ゴールデンウィーク前の4月下旬なのか…具体的なオープン日が決まるのが今から待ち遠しいです！

これはあくまで「予定」なので、工事の進捗や天候によっては時期が前後する可能性もあります。最新情報は、三井不動産などの公式サイトでチェックするのが確実ですね。

九州最大！約200店舗の計画

今回のプロジェクトの最大の目玉の一つが、その「規模」です。

計画では、なんと約200店舗が入る予定だとか。これは、現在九州にある主要なアウトレットモールを上回る店舗数です。

まさに「九州最大」規模のアウトレットモールが誕生することになります。「九州初」で、しかも「九州最大」という二重のブランディングは、オープン前から消費者の期待感を高める強力なマーケティング戦略ですよね。

これだけの規模となると、当然テナントのラインナップにも期待しちゃいます。「九州初出店」のブランドや、これまで福岡では手に入らなかったブランドもたくさん入ってくれるんじゃないかなと、私自身ワクワクしています。

九州主要アウトレット 店舗数比較（目安）

施設名	店舗数（目安）	所在地
（仮称）三井アウトレットパーク 福岡	約200店舗（予定）	福岡県福岡市
ジ・アウトレット北九州	約170店舗	福岡県北九州市
鳥栖プレミアム・アウトレット	約170店舗	佐賀県鳥栖市

※店舗数は時期により変動があるため、あくまで目安です。

こうして見ると、「約200店舗」という規模の大きさが際立ちますね。この「最大」という看板を掲げるからには、店舗数だけでなくテナントの「質」にもこだわってくるはずです。

アクセスと予想される駐車場料金

場所は旧マリノアシティ福岡と同じ、福岡市西区小戸二丁目です。ここは福岡市内でもアクセスがかなり便利な場所ですよね。

公共交通機関でのアクセス

最寄駅は、福岡市地下鉄空港線・JR筑肥線の「姪浜駅」になります。姪浜駅は天神や博多駅、そして福岡空港からも乗り換えなしの1本で行けるのが最大の強みです。

これは福岡市民だけでなく、九州全域からのお客さん、さらには海外からの観光客（インバウンド）にとっても非常にアクセスしやすい立地と言えます。

旧マリノアシティ時代は、姪浜駅の北口・南口から昭和バスが運行されていました。2027年の新施設開業時には、このバス路線がさらに便利に（増便や専用車両の導入など）なる可能性が非常に高いと思います。

車でのアクセス

車の場合、福岡高速環状線の「愛宕IC」から約2kmと、高速を降りてすぐなのも嬉しいポイントです。幹線道路のマリナ通りにも面していますし、広域からの集客にも強い立地ですね。

気になる駐車場料金は？

駐車場も、新築棟・既存リニューアル棟合わせて約49,300㎡という広大な立体駐車場が整備される計画です。かなりの台数が停められそうですよ。

料金体系はまだ発表されていませんが、ここでちょっと予想してみたいと思います。

タムタムの駐車料金予想

旧マリノアシティは「平日5時間無料、土日祝2時間無料」と、かなり良心的な設定でした。

ただ、同じ三井不動産が運営する「ららぽーと福岡」は「最初の2時間無料＋お買い上げ金額に応じた追加無料サービス」という、利用状況に応じた都市型の料金体系です。

新しいアウトレットは、木更津のような完全な郊外型ではなく、福岡市内の「都市型アウトレット」です。近隣には小戸公園などもあるため、無断駐車を防ぐ意味でも、終日無条件で無料になる可能性は低いかなと思います。

したがって、私の予想としては、「ららぽーと福岡」に近い料金体系（例：最初の1～2時間は無料＋購入額に応じた追加無料サービス）になる可能性が高いんじゃないかなと！これなら買い物客の利便性も確保できますし、合理的ですよね。あくまで予想ですけどね！

ブランド別！三井アウトレットパーク福岡の出店予想

お待たせしました！ここからは、皆さんが一番気になっているであろう「出店テナント」の予想を、私なりに分析してみたいと思います。

公式発表ではないので、あくまで私の予想ですが、他の三井アウトレットパーク（MOP）の傾向や、旧マリノアからの流れを踏まえて、カテゴリー別に考えてみました。

コーチは出店確実か？

アウトレットの「顔」とも言えるブランド、「COACH（コーチ）」。

旧マリノアシティ福岡でも大人気でしたよね。私が行った時も、いつも入り口に行列ができていたり、賑わっていたりした印象があります。コーチは全国のアウトレットモールの「定番中の定番」ブランドです。

競合となる「ジ・アウトレット北九州」にも出店していますが、広域型のアウトレットでは複数出店も珍しくありません。

何より、旧マリノア時代の実績と、三井アウトレットパークの他施設（木更津や神戸など）でも必ず中核テナントとして入っていることを考えると、コーチの出店はほぼ確実と言っていいんじゃないかなと私は思っています。

旧マリノア閉館後、コーチは（私の知る限り）福岡市近郊に代替となるアウトレット店を出していません。その点からも、2027年の新施設に「復帰」するインセンティブは強いはずです。

アローズやシップスの動向は？

次に、人気のセレクトショップ「UNITED ARROWS OUTLET（ユナイテッドアローズ アウトレット）」と「SHIPS OUTLET（シップス アウトレット）」の動向です。ここは、ちょっと面白いことになっています。

この2つのブランド、旧マリノアシティが閉館した直後の2024年8月30日に、「MARK IS 福岡ももち」に移転オープンしたんです。しかも、アウトレット業態としてではなく、通常の店舗（非アウトレット）として。

「MARK IS 福岡ももち」も同じ三井不動産グループ（福岡地所との共同）の施設です。これは偶然ではなく、三井不動産側による計算されたポートフォリオ戦略だと考えられます。

テナント側は2027年春までの2年半以上の「収益の空白期間」を避けられますし、三井不動産側は「MARK IS」という別のアセットに有力テナントを配置転換することで、顧客を逃さず囲い込めます。うまい戦略ですよね。

なので、2027年にこの2つが再び「アウトレット」業態としてMOP福岡に戻ってくる可能性は、移転しなかった場合よりは少し下がったかも？と分析しています。

MARK ISでの通常業態が定着すれば、あえてアウトレットに戻るメリットも薄れるかもしれません。もちろん、可能性がゼロとは言えませんが、どうなるか大注目ですね。

ビームス復帰の可能性を分析

一方で、アローズ、シップスと並んで旧マリノアで人気だった「BEAMS OUTLET（ビームス アウトレット）」。

アローズやシップスとは違って、ビームスはマリノア閉館後の公式な移転先を（私の知る限り）福岡市内近郊には発表していません。

ということは、どうでしょう。アローズやシップスが「MARK IS」に移ったことで空いた「大手セレクトショップのアウトレット枠」に、2027年の新施設へ満を持して「復帰」する形で出店する可能性が、かなり高いんじゃないでしょうか。

ビームスとしても、空白期間は痛いはずですが、2年半待ってでも「九州最大のアウトレット」の核テナントとして入るメリットは大きいと判断するかもしれません。これは期待したいところです！

もしビームスが復帰しない場合でも、MOP神戸のリニューアルで誘致された「Bshop OUTLET」や「NOLLEY’S OUTLET」など、UA（ユナイテッドアローズ）やSHIPSとは客層が異なる、高感度なセレクトショップを三井不動産のネットワークで誘致してくる可能性も高いと思います。

ラグジュアリーブランドの予想

コーチ以外にも、インターナショナルブランドやラグジュアリーブランドはアウトレットの大きな魅力ですよね。「九州最大」を掲げるからには、競合の鳥栖プレミアム・アウトレット（三菱地所・サイモン系）と互角以上に渡り合えるラインナップを揃えてくるはずです。

ここで参考になるのが、三井アウトレットパーク（MOP）が直接運営・リニューアルを手掛けた他施設のラインナップです。特に最近リニューアルしたMOPマリンピア神戸や、旗艦店の一つであるMOP木更津は要チェックだと思います。

MOP他施設から予想する有力ブランド

• FURLA（フルラ）：MOP神戸など多くの施設で展開
• Calvin Klein（カルバン・クライン）：MOP木更津、神戸などで共通展開
• Armani（アルマーニ）：MOP木更津など旗艦店クラスの定番
• Michael Kors（マイケル・コース）：アウトレットの定番

こういった、MOPが得意とする（＝三井不動産とリレーションが深い）ブランド群が、福岡の中核を形成すると予想されます。鳥栖にはないブランドをどれだけ誘致できるかが、差別化の鍵になりそうですね。

ノースフェイスなどアウトドア系

スポーツ＆アウトドア系も、福岡の商業施設では激戦区ですが、ここも「棲み分け」が鍵になりそうです。

同じ三井不動産系の「ららぽーと福岡」には「LOGOS SHOP」など、ファミリー・ライフスタイル系のアウトドアブランドがすでに入居しています。

旧マリノアの「ムラサキスポーツ OUTLET」は、閉館の挨拶で近隣店舗として「ららぽーと福岡店」を案内していました。これは、「ららぽーと福岡」がファミリー・ライフスタイル系を引き受ける、という役割分担を示しているんだと思います。

したがって、「（仮称）三井アウトレットパーク 福岡」は、よりハイパフォーマンス系・アパレル系に特化したアウトドアブランドが集まるんじゃないかなと予想します。

予想される定番アウトドアブランド

• The North Face / Helly Hansen（ザ・ノース・フェイス / ヘリーハンセン）：MOPの定番。特に「Helly Hansen」は「海辺の立地」という施設コンセプトとも親和性抜群！
• Columbia Sportswear（コロンビア）：アウトレットの定番中の定番ですね。
• DESCENTE STORE（デサント）：機能性ウェアに強み。
• QUIKSILVER FACTORY OUTLET STORE（クイックシルバー）：こちらも海辺の立地にぴったりなマリン・サーフ系ブランド。

このあたりは、MOPのオンラインストアや他施設でも取り扱いが多いため、出店の可能性はかなり高いと見ています。

人気コスメブランドの予想

女性にとっては（もちろん男性にとってもですが！）、コスメのアウトレットは強力な集客ドライバーですよね。

現在、競合の「鳥栖プレミアム・アウトレット」には、エスティローダーグループのアウトレット「THE COSMETICS COMPANY STORE」が入居しています。あそこ、すごく人気ですよね。

「九州最大」の看板を掲げ、「鳥栖」に対抗する以上、MOP福岡がこの「THE COSMETICS COMPANY STORE」を誘致することは、必須命題と言ってもいいんじゃないでしょうか。幸い、このストアは「MOP木更津」や「MOP神戸三田」にも出店しており、三井不動産とのリレーションは強固なはずです。これは期待大です！

その他にも、全国のMOPで広く展開されているアウトレットコスメの「Celule（セルレ）」や、ギフト需要も高いライフスタイルブランドの「SABON（サボン）」（MOPジャズドリーム長島などに出店）なんかも、出店リストを構成する有力なブランドだと思います。

フードコートや食べ物も徹底予想

買い物途中の休憩や食事も、アウトレットの大きな楽しみの一つですよね。滞在時間を延ばし、満足度を左右する重要な要素です。

海辺の景観を活かしたレストラン

まず注目したいのが、計画で「飲食ゾーン」とは別に、「海辺の立地環境を活かした広場」や「イベント利用可能なステージ」も整備されると明記されている点です。

この海辺の広場は、施設が目指す「非日常を楽しんでいただける環境」の象徴になるはず。単なるフードコートが置かれる場所ではなく、この広場に面した区画には、海やヨットハーバーの眺望を楽しめる、ちょっと高単価なライフスタイル・レストランやオシャレなカフェ（MOP木更津の「Mr.FARMER」のような業態）が配置されるんじゃないかと予想しています。

メインフードコートは「ご当地＋全国」

一方、メインのフードコートは、他のMOPの傾向から、2つのタイプが混在する「勝利の方程式」を採用する可能性が高いです。

• 「ご当地グルメ」枠：MOP横浜ベイサイドの「全国ご当地 てっぱん屋台」のように、「博多・九州ご当地グルメ」を集めたエリア。
• 「全国チェーン」枠：MOP木更津の「宮武讃岐うどん」や人気ラーメン店「松戸富田製麺」のような、高回転で誰もが知ってる人気チェーン店。

この「ここでしか食べられない」ご当地感と、「いつもの安心の味」という全国チェーンの組み合わせが、満足度を高めるんだと思います。

あと、スイーツ系では、MOP木更津などにもある「GODIVA（ゴディバ）」のような、ちょっとした贅沢感が味わえる「ちょい食べ」定番テナントも、高い確率で出店するんじゃないでしょうか。

三井アウトレットパーク福岡 出店予想の総括

今回は、「（仮称）三井アウトレットパーク 福岡」の基本計画と、私なりの出店予想をまとめてみました。

こうして情報を整理して改めて考えると、このプロジェクトは単なる「マリノアの建て替え」という枠に収まるものではなく、九州の小売・商業地図を塗り替えるほどの、とてつもないインパクトを持っているなと感じます。

本プロジェクトの成功は、ほぼ間違いないんじゃないかなと私が思う理由は、以下の4つの強みが掛け合わさっているからです。

成功間違いなし？ 4つの強み

1. 圧倒的な立地優位性：
   競合の鳥栖（佐賀県）や北九州（市街地から少し離れている）にはない、福岡市中心部（天神・博多）や福岡空港から直結する「都市型アウトレット」という、最強の地の利。
2. 強力なブランド力：
   「三井アウトレットパーク」という国内最大手ブランドの「九州初進出」というインパクト。これだけで「一度は行ってみないと」という動機になりますよね。
3. 「九州最大」の規模：
   約200店舗というスケールメリット。この規模があるからこそ、競合を上回る強力なブランドを誘致できる力が生まれます。
4. 高度なポートフォリオ戦略：
   すでに福岡市内にある「ららぽーと福岡（日常・ファミリー）」、「MARK IS 福岡ももち（地域・コミュニティ）」、そして今回の「MOP福岡（非日常・デスティネーション）」という、三井不動産グループによる完璧な市場細分化（棲み分け）戦略。

これだけの要素が揃っているので、2027年春の開業が本当に待ち遠しいですね。福岡市民にとっての新しい「非日常」の目的地であると同時に、九州全域、さらにはアジアからの観光客をも惹きつける、広域集客のハブとなるでしょう。九州の商業地図は、このプロジェクトを基点に、大きく塗り替えられることになりそうです。

【重要】ご注意ください
この記事で紹介した出店テナントの予想は、あくまで2025年11月時点の公式発表や、他の施設の傾向に基づいた、私個人の「予想」です。実際の出店テナントとは異なる場合があります。

開業時期や計画の詳細、駐車場の料金体系なども、今後変更になる可能性があります。最新の正確な情報については、必ず三井不動産や福岡地所の公式サイト、または公式発表をご確認ください。