2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」への出演が発表された俳優・吉沢亮さん。
国民的ドラマへの出演ということで「完全復活」との声も多く聞かれます。とはいえ、彼を語るうえで避けて通れないのが“あの泥酔事件”。
今回はその事件が与えた影響と、現在の復帰の状況について総まとめしてみました。
泥酔事件の概要：何があったのか？
吉沢亮の“泥酔事件”は2025年1月、一部週刊誌が報じたものでした。
泥酔状態で自宅マンションの隣室に無断で侵入していたことが明らかになったのです。
法的問題にまでは至らなかったものの、清潔感や真面目なイメージで支持されていた彼にとって、これは大きなダメージでした。
間違って入られた住人にとってはとても恐怖を感じたことだと思います。そして当の本人は「記憶がない」ということで、酒癖の悪さが世間に知られる形となりました。
この件で吉沢亮さんは書類送検となったのですが、その後当事者同士で示談となったので、不起訴になりました。
当時の反響と業界の対応
- ファンの落胆とSNSの炎上
一部ファンからは「信じたくない」といった擁護の声があった一方で、SNSでは一時“炎上”状態に。特にスポンサー企業やCMへの影響を懸念する声が目立ちました。 - CM契約・出演作への影響
報道後、実際にアサヒビールのCMが打ち切られ、花王のCM「ピュオーラ」も削除となりました。
2月14日に公開予定だった『ババンババンバンバンパイア』の延期が決定。
映画のプロモーション活動も一時的に縮小されました。ただし降板などの大きな処分はなかったため、「事務所が迅速に対応した」「本人の誠実な謝罪が功を奏した」と言われています。
その中でもアイリスオーヤマは契約を続行。このことも世間で話題になりましたね。 - 本人のコメント
後日、吉沢亮本人が公式に謝罪コメントを発表。自らの軽率な行動を反省し、「もう一度信頼を取り戻したい」と誓いました。
一時の低迷と復活への足がかり
- 出演作の絞り込み
一時的にメディア露出が減り、主演作の発表が控えられていた時期もありましたが、映画「国宝」も6月6日に公開されることが決まっています。
- 「ばけばけ」への抜擢が持つ意味
NHKの朝ドラは、ある意味“再評価”の舞台。過去には不祥事からの復帰を遂げた俳優たちも多く、吉沢亮の起用も「役者としての実力をNHKが改めて評価した結果」と見る関係者も多いです。
また、スポンサーのしがらみがない国営放送の強みでしょうか。今回の事件に関しては、不起訴ですし示談が成立して本人もとても反省しているのが伝わってきているので、俳優として素晴らしいキャリアと実力の持ち主である俳優の起用は、受け入れられるものだと思われます。
世間の評価：本当の意味での「完全復活」か？
今回の朝ドラ出演により、吉沢亮は再び“表舞台”に返り咲いた感があります。
ただし、完全復活とされるには「視聴者の信頼を取り戻せるか」が最大のポイント。
これからの演技次第で、再評価の流れが一気に加速する可能性は十分です。
映画「国宝」では初めて女形を演じる吉沢亮さん。かなり力を入れた作品のようですし、現在放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう」で主演を務めている、横浜流星さんとの共演も話題になっていますから、この評価も楽しみです。
まとめ
吉沢亮の泥酔事件は、イメージに少なからず傷をつけた出来事でした。
しかし、その後の誠実な対応や演技への取り組み、そして今回の朝ドラ出演は「完全復活」への大きな一歩。
ファンにとっても、今後の彼の活躍からますます目が離せません。
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