災害大国、日本。
被災地での仮設住宅として注目を浴びている、インスタントハウス。
設置時間約3時間。
ホイップクリームのような外観が可愛らしい建物ですが、断熱性、耐風性に優れ、震度6の地震にも耐えられるそう。
このインスタントハウスは設置時間の短さと、車2台分のスペースがあれば設置可能という手軽さから、災害地域で活躍が期待されている建物ではありますが
「建物」という区分ではなく「テント」の仲間になるということで、アウトドア関連施設などに実際に採用されています。
インスタントハウスを体験してみたい、実際に見てみたいという方は、ぜひ最後までご覧ください!
全国8か所の施設をご紹介します。
他にも全国にインスタントハウスを常設したアウトドア施設があると思いますが、ここでは筆者が調べた内容でお届けします。ご参考までに!
【福岡】唐泊(からどまり)ヴィレッジ
福岡の中心地から車で約40分。
専用駐車場で荷物を下ろし、車はそこに駐車。駐車場からキャンプ場までスタッフが軽トラで荷物を運搬してくれます。ゲストはトゥクトゥクで移動、というスタイル。
インスタントハウスは2棟あるようです。詳細は本サイトでご確認ください。
【高知】とろむグランピング高知
1日1組限定。
2023年8月にオープン。まだ新しい施設ですね。
専用露天風呂やサウナもあります。
高知市内および高知龍馬空港から車で約1時間30分。
【熊本】ASOGUNIグランピング
インスタントハウスは2棟。
天然温泉貸し切り風呂が4つ。
久住連山 涌蓋山のすぐそばですね。ここは温泉があっちこっちにあるので、周辺エリアを調べて散策するのもお勧めです。
筆者も年に数回はこのエリアに行くことがありますが、こんな施設があったんですね~。
【群馬】DOAI VILLAG
インスタントハウスは6棟ほどありそうです。(公式サイトの施設写真にて確認。詳細はお問い合わせください。)
無人駅(JR上越線 土合駅)直結のキャンピング施設というのがユニークですね。
【群馬】まほーばの森キャンプ場
インスタントハウスは3棟ほどあるようです。(公式サイトの施設写真にて確認。詳細はお問い合わせください。)
森の中のキャンプ場。近くに道の駅もあります。近くに登山ができる山もあるようなので、トレッキングも出来そう。
【神奈川】箒沢荘グランピングエリア杢MOKU
1日1組限定。民宿が営む施設の中にグランピングエリアあり。その中にインスタントハウスが1棟。(公式サイトの施設写真にて確認。詳細はお問い合わせください。)
大人数で贅沢に使えそう。テントや食材持ち込みも可。
【静岡】コンドミニアムさくら
インスタントハウスは2棟。(公式サイトの施設写真にて確認。詳細はお問い合わせください。)
「丘の上にあるインスタントハウス」と「古民家の横にあるインスタントハウス」
なんとベッドはシモンズだそうです。
【三重】海が見える段々畑のキャンプ場
インスタントハウスは2棟。他にもいろんなアクティビティがあるようです。とても眺望がよさそうですよ。
インスタントハウスのメリット
設置時間が約3時間ですぐに建てることができる。
車2台分程度の広さがあれば、設置可能。
移動・解体が簡単。
断熱材に囲まれているので、断熱性、耐風性があり、震度6程度の地震にも耐えられる。
購入費用は200万円以下。
インスタントハウスのデメリット
気密性が高いため、室内で火気は厳禁。
結露が多い。(通気性の問題等をクリアすれば解決か?)
解体後のウレタンは産業廃棄物になるのでは?(リサイクルできるか課題)
まとめ
ホイップクリームのような可愛らしい外観で、近年アウトドア初心者に人気のインスタントハウス。
設置時間3時間。車2台分のスペースがあれば設置可能という手軽さから、災害地域の仮設住宅として注目を浴びています。
断熱性、耐風性あり。震度6にも耐えられる耐震性を持ち、壁には断熱性のあるウレタンで出来ているので、一年中利用可能と謳っていますが、「結露が酷い」という意見も。
そんなインスタントハウスをちょっと体験してみたいと思っている方は、これらの施設を利用してみてはいかがでしょうか。
がっつりアウトドアはちょっと不安だけど、自然の中で過ごしてみたいという方にもおすすめです。
いろんな宿泊施設がありますので、このような変わった建物に泊まってみるのも、楽しいかもしれませんね。
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